無職貧乏人がDjango買ったンゴwww - Noble Audio Django

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■はじめに

e☆イヤホンにて¥108,000-で購入。

2BAのCampfire Audio NOVA、4BAのNuForce HEM8、と今年の下半期はマルチBA機を攻めて(購入して)きたおおああおいですが(ちなみに上半期でもWestone 30にWestone UMPRO30と、3BA機を2つ買っている)、ついに¥10万超えの6BAに到達致しました。

 

■購入経緯

ポタフェスで新製品発表あるしプレゼントに最適なクリスマスを控えてるしその後はお正月だし、年末年始で自分へのご褒美(無職のテメェが何貢献したんだ、というツッコミは無しでオナシャスw)に何かオーディオ製品を買おう、と考えていたのだが、

DAP(携帯音楽プレイヤー)はDP-X1でまだまだ戦えるし、ポタアンもメンドクサイからいらね、ヘッドフォンは最近買ってない(家でもイヤホン派)からようワカラン、んじゃあイヤホン、ということに。

こないだのポタフェス(12月18~19日開催)でフラッと寄ったNoble Audioブースで担当者に勧められたSavannaが結構好みなサウンドながら値段も手頃(e☆イヤホンで55,000円)、しかも所持してたonsoのバランスケーブル(iect_03_bl2c)(HEM8で使っていた)が嵌まった、ということで購入検討。

しかしやはりもっと上位モデル行きたい、と思って後日店頭で視聴(Sage、Dulce Bass、Savant Universal Ⅱ、あと他社の競合機種など)した結果、ちと(いや、かなり、か)お高いけどDjangoをお持ち帰りすることに。

 

■音の評価

やはりBAドライバが6基も積んでるだけあってか(おおああおいはニワカなので因果関係は不明)、低域~高域まで全ての帯域で濃密緻密なサウンドが展開。

NOVAもBA2基を共にフルレンジで配置で濃密な音だったけど、低域高域のフォーカスが甘い印象なのが弱点だった。

逆にその後買ったHEM8は帯域の上下(高低?)でそれぞれ2基配置(計4基)だったから低域高域までシッカリ決めて来る音だったけど、今度はメインであるべきミドル(中域?)にもう少しフォーカスの比重を持ってきて欲しいという不満が...。

今回買ったDjangoは、その2機種の中間に上手く入ってくれる、例えるならバニラ味とチョコ味をマーブルミックスにしたソフトクリームみたいな、そんな感じ。

音(楽器パート)が多く混ざる場面でも、特定の音が膨らみ過ぎて他の音が埋もれてしまうなんてことがあまりなく、高い分離感を発揮してくれるのね。そこはNOVAやHEM8と比べたら圧倒的ですわ。

難点としては、音がちょっと濃すぎて曲や気分によってはもう少しあっさり聴きたい時(人)もある(いる)だろうな~と。そういう時(人)はSavanna買えばいいと思うの。

 

■装着感、デザインなど

装着感は、Westone(Wシリーズ、UMPROシリーズ)やSHURE(SE215、SE535、SE846等)などマルチBAのラインナップで有名なメーカーの機種と比べると筐体がデカいので、装着時に少し難があるけど、大して重くない(プラスチック製かな)しそこそこ耳に沿う形状にはなっているので、まあ普通ということで。

デザイン……筐体外側面が個性的だね。Noble Audioの王冠(?)ロゴが彫ってあるけど、正直ダサい。カラーはパープルの色が暗すぎて地味なので、Savannaみたいにもう少し明るめに調色してほしかった。ので俺がデザイン重視する人だったら買い控えに繋がったかも。

付属品は、取説(当たり前か)、ケーブル、ロゴシールが2枚(いらね)、布巾着、ハードケース、ハンガー(ハードケースをバッグなどに引っ掛ける用か?)、クリーニングブラシ、イヤーピース(シリコンが2種×3サイズ、ダブルフランジ型×3サイズ、低反発タイプ×2サイズ、の計11ペア)、シリコンゴム×2(コレも意味不明、DAPとポタアンを束ねる用?)。イヤーピースは型に嵌めてあったけど外しにくいから普通にビニール袋に入れてくれれば良かったわ。ケーブルは1つだけで別タイプ(リモコン付きやバランス接続用など)のモノは無し。

 

■総評

さすが¥10万超え、6BA、という感じ。圧巻のサウンドでした。

でもやっぱり高すぎる。しかしNoble Audioはオーダーメイド(所謂カスタムIEM)で無いユニバーサルモデルでもさらに上位の¥20万超え(Kaiser Encore、Katana、etc...)を出しているというのだから衝撃。まあ名前の通り無職は買うな、ということですかね。

恒例のonsoケーブルによるバランス接続をやりたかったのですが、e☆イヤホンで該当のケーブルが品切れだったので出来ずにいます。まあHEM8のを付ければいいんだけど、HEM8は外でも使ってるのでケーブルに違うクセを付けたくないのです。というワケでバランス化の記事は遅れることが見込まれます、気長にお待ちくださいませ。

 

■下手なフォトコーナー

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↑外装。

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↑開けると、

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↑また箱。前面に「Wizard」(魔法使い?)って書かれてるけど、Noble Audioの創始者John Moultonがそういう愛称で親しまれているらしい。

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↑中身一式。中央下部の黒っぽいビニール袋の中に、イヤホン本体とケーブルが入っている。

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↑本体(イヤーピースは付けていない)とケーブルのアップ。ノズルは2穴(どう分けてるのかは知らない)。コネクタは2ピンで、カスタムIEMとかでよく使われているタイプ(ので他社の汎用ケーブルが一部使える)らしい。ケーブルはUltimate Ears UE900やWestone UM PROシリーズにあるような編み込み系で、耳掛け部にワイヤーの入ったタイプ、チューブ状のケーブルスライダー付き、プレイヤーへ差し込むプラグはI字型、ケーブルクリップは付属しない。

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↑おおああおいが今年下半期に買ったイヤホン勢揃い(左; NOVA、右上; HEM8、右下; Django)と、愛用のDP-X1。NOVAとHEM8はケーブル変えたりイヤーピース変えたり他社のクリップ付けたりしてる。